本日、国内取引所のbitFlyerからビットコインの分裂に関するメールが届きました。
以下、一部を引用します。
●お客様の資産は守られます。分岐が発生した場合、分岐前にビットコインを当社で保有されていたお客様には分岐後の 2 つ(以上)のそれぞれのチェーンでできたコインを付与します。
●当社は分岐を機に発生する可能性のあるリプレイアタックに向けた対策を行います。分岐前にリプレイアタック対策が可能な取引所にビットコインを預けていただくことがお客様の資産保護の観点から最も安全と考えております。
どうやら分裂前にビットコインを預けておくことで、実際に分岐が起きた際に分裂後のビットコインを全て受け取れるようです。さらに外部からの攻撃にも対策してくれるとか。
こうして立場を早めに表明してもらえるのは嬉しいですね。
私が現在メインでアルトコインを売買している海外取引所のPoloniexなどは、今のところ特にこういった発表が無いように思えますし。英語があまり読めないので私が見落としている可能性もありますが。
かなり前に登録自体は済ませていたbitFlyer
ちなみに私はbitFlyerのアカウントは登録していますが、取引は行ったことはありません。
アカウントを作った理由も、所持コインを分散して置いておく場所のひとつにしようかな、くらいの動機でした。
その頃はもう海外の取引所を利用していたので、bitFlyerで売買する理由が特になかったのですね。
しかし今回の表明はかなり大きいですね。
ウォレットとbitFlyerのような分裂に対応する取引所に分散して保管することにします
ビットコインは現在ウォレットに移している最中ですが、今回のメールを読んでbitFlyerにも一部を入れておこうかなと思いました。
ウォレットも100%大丈夫かと言われるとやはりちょっとは不安がありますから。
『卵は一つのカゴに盛るな』という言葉の通り、これもリスクの分散になるでしょう。
というわけで、分裂に備えてビットコインをどうしようかと悩んでいる方は、bitFlyerも避難先のひとつとして検討されてみてはいかがでしょうか。
もちろん自分の資産に関することですので、実際にbitFlyerから発表されている分裂に関する文章を全て読んでから決めましょう。上に引用したものは一部分に過ぎませんから。
以下のような一文も補足としてありましたし。
当社が恒久的に持続可能ではないと判断したチェーンのコインは付与しない場合があります。その場合は一切の損害について当社は補償いたしません。
ウォレットに預けている方が良かった、という結果になる可能性もゼロではないわけです。
まだまだ混乱が続きそうですが、ビットコインの分裂問題、無事に乗り越えたいものですね。