FXはギャンブルだと言われることが多いようです。
FXで大もうけした。FXで破産した。
こういったニュースをよく見かけますので、やらない人から見たらそういうイメージが強いのでしょう。
しかしそれが面白くないのか、「FXはギャンブルじゃない! 投資だ!」と言い返す人もいるのだとか。
正直言って私にとっては、投資でもギャンブルでもかまいません。ようは自分が勝てればなんでも良いのです。
そんな私ですが、今回はFXが投資なのかギャンブルなのかということについて、少し真面目に考えることにしてみました。
私の結論はこうです。
FXは、やり方しだいで投資にもギャンブルにもなる。
その理由を以下で述べます。
こうすれば投資
FXではAUD/JPY(オーストラリアドル円)のような金利の高い通貨を購入し、長期的に保有して為替差益とスワップポイントによる利益を上げるという方法がありますが、こういったやり方なら投資と同じだと考えてよいのではないでしょうか。
金(GOLD)を購入して保有するのと同じことです。
金はそのものに価値があり続ける『実物資産』なので投資の対象として人気が高いですが、将来何かの理由で価値が下落することがあるかもしれません。
金の価値がある程度保証されているのは地球上の埋蔵量がほぼ決まっており、人工的に作り出す手段もないからです。
しかし、人類が宇宙に進出して、どこかの星で金がいっぱい発掘されたりしたら、金の価値は暴落するでしょう。
そのこととオーストラリアドルの価値が暴落することと、大して差があるとは思いません。
でも金を買うことはギャンブルではなく投資として扱われています。
それならば、FXも投資ということになります。
こうすればギャンブル
FXにはスキャルピングのように、短期の値動きを予想して高速で売り買いを繰り返すという方法もあります。
これはギャンブルに近い行為だと思っています。
スキャルピングを行う人はある程度の優位性や手法を持って相場に挑んでいるかと思いますが、でも短期的に値が上がるか下がるかなんてそれこそランダムです。
こういったやり方の場合はギャンブルと言われても仕方ないのではないか、と思いますね。
資金の使い方次第でも変わる
あとは資金運用のやり方でも変わってきます。
1回の負けで全てを失ってしまうような取引をするなら、それは万馬券に大金を突っ込むのと大差のないギャンブルです。
逆に、資産を長期的に増やすことを目的とし、問題ない範囲で資金を投入していくならそれは投資と呼べるのではないでしょうか。
勝てばよいのだー!
最初に述べたように、FXは投資でもギャンブルでも別にかまわないと思っています。
高金利通貨をスイングトレードするという投資のようなやり方で利益が上げられるならそれで良しですし、スキャルピングによる高速売買で利益を上げられるならそれはそれでまた良しです。
FXで大事なのは最終的に勝つこと。ただそれだけです。
どのような手法で取引を行っていくのであれ、破滅してしまうことのないように気をつけて相場と向かい合っていきましょう。