FXを開始して約一ヶ月が経過しました。
これまで取引を繰り返していて思うのですが、いつも「ここを超えたら決済しよう!」というところで反転してしまいます。
ここを超えたらちょうど+20pips、みたいな場所ですね。
勢いだけを見るとぜんぜん伸びそうなのに、車の急ブレーキのようにストップがかかるのです。
それで反転して戻ってきた結果、ほんの少しの収益にしかならない場所で決済するか、もう一度そこに届くのを待っている間に建値にまで帰ってきてしまい、最悪損失に変わって損切りするハメになってしまうケースが多いです。
そのせいで今まで何度もプラスで終わるはずがマイナスになってしまって、くやしい思いをしてきました。
全てのトレーダーが通ってきた道だからなのかも
なぜこうなるか考えたのですが、きっとFXトレーダーは皆同じような目にあってきているのではないでしょうか。
例えばロングポジションを持っている場合、
「よしどんどん上昇してるぞ! このラインを超えたら決済しよう」
↓
「あっ。止まった……でもまだちょっとキリが悪いなあ……もう少しで20pipsの勝ちなのに」
↓
「お、また伸びだしたぞ。まだ勢いは死んでない……上がるはず!」
↓
「なんか同じ場所で止められてるな。もうちょいだ頑張れ!」
↓
「あれ? いつの間にか下がってきた……やばいこのままじゃマイナスになる! 決済だ!」
↓
決済して+3pipsくらいの稼ぎになる
↓
「結局ほとんど儲からなかった……さっさと決済すればこんなことにはならなかったのに……」
↓
「次はもっと早めに利食いしよう。同じような目にあうのはもうこりごりだ」
という思考をするようになり、どんどん利確の決済タイミングが早まるわけです。
+20pipsを目指して失敗したから次は+19pipsで妥協しようと思うのですね。
それで私のような新規参入者がやっぱり同じように痛い目を見て、次はさらに早いタイミングで決済しようと考えるわけです。
+19pipsでも駄目だったから+18pipsだ、と。
だからどんどん決済タイミングが早くなる。
最大限の利益を上げるなら、皆が決済しようとするタイミングよりもほんの少しだけ早いベストタイミングで決済しなければなりません。まさしくチキンレースです。
あと少しと思ったら決済!
私も今度からは「あと少し!」と伸びるのを待つのではなく、「あと少し!」と思った瞬間に決済しようかと思います。
FX界の決済タイミングがさらに早くなってしまいますが仕方ありません。
私も勝ちたいですから。