最近、HitBTCという取引所で新たに取引を開始しました。ここも海外の取引所です。
登録した主な目的はInsureX(IXT)という通貨を買うためです。
IXTは保険市場をターゲットにした通貨であり、念のために抑えておこうと考えました。
でも私が今利用している取引所では扱われておらず、HitBTCとEtherDeltaでしか流通していませんでした。それでどちらにするか迷ってHitBTCにしたわけです。
主にBTC建てとETH建てで取引できるのですが、IXTは今のところETH建てでのみ買うことが可能です。
売買する際は通貨を取引用のアカウントへ移しましょう
実際に取引を開始した際に戸惑ったのは、取引所のAccount(ここではウォレットみたいなもの)が二種類あるということです。
AccountのページでBTCやETHを入金/送金できるのですが、実際にこれを使って取引をするにはMain AccountからTrading Accountに通貨を移さないといけません。
Trading Accountは取引をするために通貨を置いておく場所だとお考えください。
逆に、送金などをしたい場合はMain Accountに戻す必要があります。
Transferという矢印ボタンから枚数を入力するための欄が開きます。これで両アカウント間を行き来させましょう。

IXTの他に気になった通貨……DENT
ETHを送金して取引所のアカウントに移動もでき、無事にIXTを買うことができたのですが、他にもいくつか私の興味をひくコインがありました。
その中のひとつがDENTです。
現在0.00000400ETHくらいで取引されています。BTC換算すると30satoshiくらいですね。

これを見た時、私の草コイン魂に火がつきましたw
まだ大手の取引所でも扱われてないし、値上がりする見込みもありそうだと思ってDENTを大量に買うことにしたのです。
しかしこれが罠でした。
手数料がまさかこんなにかかるとは!
DENTは単価が安いこともあり、Limit(板に指値を出すやり方)を使って結構枚数を多めに注文を出していたのですが、ある時、まだ資産に余裕があるのになぜか注文がはじかれることがたびたびありました。
それまではあまり深く考えずに注文を出していたのですが、さすがにおかしいなと思ってちゃんと観察しながらやってみたところ、どうやら手数料が私の想定よりも高かったことが判明しました。

このFeeが手数料にあたるわけですが、これは売買の枚数が多ければ多いほどそれに比例して高くなります。
そのため、安い通貨を大量に買えば買うほど手数料が膨大なものになってしまいます。
例えば、IXTを0.004ETHで1000枚買うとします。

この場合、通貨を買うのに必要なのは4ETHですが、Feeは0.004ETHかかります。
あわせて4.004ETHです。これくらいの手数料なら大したことはありませんね。
一方、DENTを0.000004ETHで1000000枚買うとします。

これも通貨自体を買うのに必要なのは同じ4ETHなのですが、なんとFeeが1ETHもかかります!
あわせて5ETH。つまり手数料だけで20%もとられているのです。
仮にDENTを0.000001ETHで1000000枚買う場合は、通貨の売買自体に1ETH、手数料にも1ETHとなって、総額の50%が手数料になってしまうのです。

さすがにこれはちょっと許容できる範囲を超えていますねw
このことに気付いた時、せめて売るときは別の取引所にしようと思いましたw
HitBTCは安い通貨を買うのは不向きかも
以上です。
手数料は常にパーセント制で固定だろうという思い込みがあったため、今回は驚きました。
下手をすると手数料のせいで大損することにもなりかねません。
単価が高めの通貨を買う場合には特に問題ないかと思いますが、安い通貨をたくさん買う場合は気をつけましょう。