仮想通貨の名前を耳にし、買いたいと思ってもどこで買えばいいのか分からない場合、簡単に調べる方法があります。
Cryptocurrency Market Capitalizations(クリプトカレンシーマーケットキャップ)というサイトを利用しましょう。
ここでは取引所で実際に売買されている通貨をチェックすることができます。もちろんどの取引所で取り扱われているかを調べることも可能です。

Cryptocurrency Market Capitalizations の使い方
以下でCryptocurrency Market Capitalizations の使い方を簡単に解説します。
Search Currencies で検索しましょう
欲しい通貨を探したい場合はここの検索ボックスで検索できます。

試しにBitBean(ビットビーン)を検索してみることにしましょう。通貨の名称を入力します。

bitbとまで入れることで、BitBeanが出てきましたね。これを選択。
するとBitBeanの画面に切り替わりました。

ここではチャートを含めたコインの情報を見ることができます。最大発行枚数や供給されている枚数などもある程度はチェック可能です。
Marketsから扱っている取引所が分かります
売買できる取引所を探す場合、Marketsというタブがあるのでここをクリックしましょう。

するとBitBeanがどこで売買されているかの一覧がでてきます。

Sourceの欄が取引所の名称です。
Pairは通貨ペアですね。
BITB/BTCはビットコイン建てでビットビーンを売買できる、BITB/LTCはライトコイン建てでビットビーンを売買できるということです。
デフォルトでは出来高(取引されている量)の順で並んでいますので、一番上の取引所が最も活発に取引されているところになります。
つまりBitBeanを売買するならBittrexが一番流動性が高くて取引が成立しやすいということが分かります。Volume(出来高)も97%とほぼ独占状態です。
他にもCryptopiaやCoinExchangeといった取引所で取り扱われていますが、取引量が少なすぎるためBitBeanの売買には不向きということになりますね。
BitBeanが欲しいならBittrexに登録する以外の選択肢はありえません。
その他の注意点
自分の買いたい通貨が聞いたことのない取引所でしか扱われていない場合、利用する前にネットで評判を調べておいたほうが良いでしょう。
なお、クリプトカレンシーマーケットキャップではICOの広告などがページ内にバンバン貼られていますが、それらがちゃんとした通貨かどうかは不明なのでお気をつけください。
初心者の内は大手取引所の通貨を売買しましょう
ここに載ってない通貨は、まだ取引所に上場していなかったり、上場しているけどデータが反映されてなかったりという理由が考えられます。
あとはIndieSquare WalletなどのDEXでしか売買されていないようなものも、やはりここには反映されないようです。
WAVESのエアドロップで貰えるトークンも、大半は載っていませんね。
また、名前だけで実体のない詐欺通貨などももちろんここには載りません。逆に言えば、ここに載っているなら少なくともどこかの取引所で売買されているという証明になります。
仮想通貨に慣れていないうちは、大手の取引所で扱われており、さらにマーケットキャップに載っている通貨のみを売買しておくほうが無難です。