このブログを読んでいる方はご存知かと思いますが、私はかなりの資金を仮想通貨につっこんでいます。
といっても貯金はほとんどないので世間からみたら大した額ではありませんが。あくまでも私にとってはという意味です。
でも本当に最低限必要なお金には今のところ手をつけていません。
たとえば月の公共料金の支払いとかですね。
そういったお金は銀行にちゃんと残しています。
しかし最近そのような最後のお金にすら手をつけたくなってきているのです。
「だって必ず儲かるんだよ? 支払い日までに銀行に戻せばいいんだから大丈夫だよ!」
みたいな声が聞こえます。
実際、今なら勝算があると思っています。
盛り上がりだした世間
最近は世間でも仮想通貨の波が来ているらしく、仮想通貨取引に関する記事やニュースをちらほら見かけるようになりました。
先日もyahooニュースで取り上げられていましたね。
仮想通貨が周知されるにつれ、興味を持って始める人がどんどん増えていくでしょう。
実際、ゴールデンウィーク明けにかなりの人が取引所の新規アカウントを作ったそうです。
しかし仮想通貨の話が広まるのは嬉しい反面、気になることがあります。
そう、株をする人達の間では有名な、ジョセフ・P・ケネディと靴磨き少年の話です。
ジョセフ・P・ケネディと靴磨き少年の話
株式投資で儲けていたケネディは1928年の冬、ある靴磨きの少年に靴を磨いてもらうことにしました。
その時、少年はケネディに
「おじさん、○○株を買いなよ。きっと儲かるよ」
というようなことを言ったそうです。
それを聞いたケネディは、
「靴磨きの少年までが株の儲け話をするなんて……これは全ての人が株を手にしているということだ。つまりもう新たな買い手は存在しない」
と考えてすぐに持っている株を売ることにしました。
そのしばらく後の1929年、ウォール街大暴落と呼ばれる株価の大暴落が起こったそうです。
簡単に説明すると、
皆が買う
↓
買われるとどんどん値が上がる
↓
値が最高値に達したと思った人が今度は売りはじめる
↓
売られると値が下がるのでそれを見た人達が慌てて連鎖的に売る
↓
大暴落
このような感じでしょうか。
最近だとRippleとStellarが高騰後、いきなり暴落するという流れになりましたが、あれをもっと大規模にした感じなのではないかと。
RippleとStellarも現在値が戻りつつありますし、ビットコインやアルトコインの値も総合的に見るとどんどん上がっていますが、いつかはウォール街大暴落のような事件が発生することもありえるのです。
熱くならずに冷静に判断しましょう
仮想通貨は儲かるという話を聞くと、「そんなに儲かるのかすごい! 自分も大金持ちになれるぞ!」と浮かれた気持ちになって大金を投入したくなるかもしれませんが、ちょっと待って欲しい。
一度冷静になり、大暴落に巻き込まれて大損をしてしまう可能性も忘れないようにすべきです。
すくなくとも生活費などを使うのではなく、余剰資金を使っての取引にとどめておきましょう。
私もこの記事を書いている間に冷静になることができました。
明日、銀行から最後のお金を仮想通貨取引所に入金しようと思います。