今回はSBI FXトレードのリッチクライアンド版について記事にしたいと思います。
リッチクライアント版というのは、パソコンにインストールして使う取引ツールのことです。

公式サイトからダウンロードすることができます。
始めたころはブラウザ版を使っていたのですが、リッチクライアント版を試しに使ってみると、出来ることの違いに驚きました。
ブラウザ版と比較する形で、さまざまな機能について紹介していきます。
リッチクライアント版のメリット
ローソク足の種類が多い
リッチクライアント版はローソク足の種類が1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、1時間足、2時間足、4時間足、8時間足、日足、週足、月足と各種揃っています。

ですが、ブラウザ版は1分足、5分足、10分足、30分足、1時間足、日足、週足、月足しかありません。

私は一番最初に触ったチャートがこのブラウザ版だったので、その頃は特になんとも思わなかったのですが、今見てみると明らかに時間足の種類が少ないですね。
ブラウザ版が少なすぎるのかもしれませんが、この長所だけでもリッチクライアント版を使う理由になり得るでしょう。
チャートをいっぱい貼れる
レイアウトをいろいろといじることができるのですが、一番嬉しいのはチャートをたくさん表示させられることですね。

各時間足をばらばらに表示したり、他の通貨もチェックしたい時なんかに便利です。
モニターが複数ある人にとっては特に嬉しい機能ですね。
ちなみに私はモニター2枚でトレードを行っています。
値を読み上げてくれるアラート機能がある
設定した安値と高値に達したとき、値を読み上げてくれる機能があります。

上の画像の赤い枠の中の、右の歯車ボタンを押すことで設定画面を出せます。

エントリータイミングを図っている時にはありがたいですね。
ON、OFFは左のスピーカーのボタンをクリックすることで切り替えることが可能です。

スピーカーに緑色の再生マークが付いていたらON、赤系色の×マークがついていたらOFFです。
問題は、ONにしている間はずっと値を読み上げ続けるということでしょうか。DMMFXのアラート機能は設定した値に達したら自動で消えてくれるので最初は戸惑いました。
アラート機能として使いたい場合は、用が済んだらOFFに切り替えましょう。
注文した時に利食いと損切りポイントを設定できる
あらかじめ決済値幅指定にチェックを入れておくことで、注文を出した際、同時に指値注文と逆指値注文を入れることができます。

もちろん数値も設定できますので、利食い・損切り設定をしておきたい場合などにありがたいですね。
片方だけ設定することも可能です。その場合、設定したくないほうは数値を空白にしておけばOKです。
なかなか損切りできないという人は一度使ってみてください。
これで設定した値は注文を出した後からも変更することが可能です。
チャートのカスタマイズができる
チャートの色変更をはじめとしたカスタマイズができます。
私は背景を黒にしています。

DMMFXのチャートをイメージしましたw

上がDMMFXのチャートです。
SBIFXのブラウザ版だとこうなっています。

リッチクライアント版でチャート背景を黒にした理由は、初期状態の白系背景だと目が疲れるなと思ったからです。
ほかにも、新規注文や決済注文をどこで出しているかという表示もできます。

ただ、これはたまにゴチャゴチャして見づらくなるので好みが分かれますね。
でもチャートごとに設定できるので、まっさらにしておきたいところは出さなければ問題ありません。
勝手にログアウトしないように設定できる
ブラウザ版は操作をまったくしない状態で1時間が経過すると、勝手にログアウトするというやっかいな仕組みになっていましたが、リッチクライアント版はその設定を変更できます。
ログアウトまでの時間を変更したり、ログアウトそのものをしないようにすることも可能です。
『設定』→『無通信ログオフ機能』から変更しましょう。

【なし】にすることで強制ログオフが発生しないようにできます。
はっきり言って、勝手にログアウトしてしまうこの仕様のせいで一時期SBIFXを使わなくなっていたので一番ありがたい機能です。
チャートの上で右クリックすることで、そこから注文を出せる
チャート画面の上で右クリックをすると、そこから成行注文や指値注文を出すことができます。

メインで触っていない通貨もチャートからすぐに注文を出せますので、いろいろな通貨を扱いたいときに重宝しますね。
他にも右クリックからいろいろな機能を使うことが可能です。
リッチクライアント版一択と言って良いでしょう
以上です。
リッチクライアント版を使うメリットは多く、逆にデメリットは思いつきません。
私も今ではもうブラウザ版でトレードすることはなくなりました。
というわけで、SBIFXトレードで取引をしていてブラウザ版が使いにくいと思っている方は、いますぐリッチクライアント版をダウンロードしましょう。
今回紹介したほかにも様々な便利機能がありますので、トレードがやりやすくなるはずですよ。