長期目的で保有しているXEMやRippleといった仮想通貨を除いて、私は短期売買も行っています。
短期売買目的のアルトコインは目標としている額まで含み益が増えたら売却して利益を確定させます。
しかし、売却したあとにさらに上昇のきざしがあると、なんか損した気がしてふたたび買い注文を出してしまいます。それが売った時よりも高い値だとしても。
そしてすぐに反転して落ちてきてしまい、悶絶するケースがよくあります。
値上がりした後、基本的に一度は値が下がる
冷静に考えてみると、値が上がった時は利益を確定するために売る人が増えるので、一時的に値が下がるのは当然です。
値が下がってきたとしてもそこで素早く売れば小さな損失で済むものを、切るに切れず長い間含み損を抱えることになるのです。
上昇時に飛びついたりせずに下落してきたときに買い注文を出せば、また稼げるチャンスだというのにね。
今の仮想通貨はほとんどが上昇傾向にあるので、高値で飛び乗って下落した後も値が戻ってくることが多く、実際に損したことはそこまではありません。
ですが、含み損に耐えている間は資金が拘束されるため、他のコインを売買したくともできなくなります。
これはあまりにもったいないです。
特にPoloniexで自分のコインが全て真っ赤っかで、他のコインがオールグリーンだと泣けてきます。
売ったらもうチャートは見ない!
とにかく一度決済したら、しばらくはチャートを見ないということ。
これだけは徹底しようと思います。
そこにチャート画面があると値動きが目に入ってきてしまうから、ついつい飛び乗りをやってしまうのです。
でもチャートさえ見なければそんなことはありませんね。
というかFXで同じような過ちを何度もやっているのに、仮想通貨でもそれを繰り返したらまったく意味がないですねw全然成長していません。
最近は決済したら、売った値よりも下の方で再び買い注文を入れておき、値が下がってきたら買って、下がってこなかったら潔く諦めるという方法をとることが多いです。
これなら少なくとも高値でつかんでしまうことはありません。
全部売った後にコインの値が伸びていくのがくやしくて嫌だと思うなら、半分だけを売って残り半分は放置しておけば良いのです。
というわけで、コインを売却したあとにまた飛びついてしまう癖があって困っている人は、まずは一度売ったらチャートを見ないということから始めてみましょう。
これだけでも高値掴みをしてしまう確率をかなり減らすことができますよ。