ランド円とはFXにおける南アフリカランドと日本円の通貨ペアの俗称です。

南アフリカランドというと国の名前のようですが、南アフリカ共和国の通貨名がランドなのですね。
そしてこの南アフリカランドは新興国通貨と呼ばれており、信頼性のある通貨として扱われていません。
実際、先日この南アフリカランドの格付けが下がり、『ジャンク級』とまで呼ばれるようになってしまったようです。
一部の層に絶大な人気を誇るランド円
ですが、今でもこれと円の組み合わせであるランド円は、日本では一部のトレーダーに人気のある通貨ペアです。
スワップポイントという、金利のようなものが多めにもらえるからです。
業者ごとにある程度の差はありますが、今だと1万通貨ごとに大体15円くらいのスワップポイントが毎日入ってきます。
また、すでにランド円のレートが8円くらいであることも大きいかと思います。少ない資金で大量に仕込むことができるのです。

さらに、現在が底値に近いように見えて、もはや下がり幅がないように思えるのですね。
上記のスワップポイントがもらえることと底値に近いこととあわせて、大抵の人はランド円を『買い』から入ります。
そして基本的に買った後は放置します。
それで私が思ったことは、これってまだ値が低い仮想通貨を買うのと一緒だなと。
底値に近い仮想通貨は上がり幅に期待できる
例えばNEM(XEM)やRipple(XRP)は現在1枚6円くらいです。大量に仕込むことが可能です。

また、どちらも日本人に人気があるようです。
仮想通貨は基本的に現物で買うことになりますので、残念ながらスワップポイントはありません。(その代わりに現物買いならレバレッジをかけたりしないので追証もないです)
でもランド円と同じく、NEMやRippleは今が底値に近い状態から始めることができます。
そして買った後は自分が望む値になるまで基本的に放置すればOKです。
これはまさしくランド円と同じではないですか!
ランド円が好きならきっと仮想通貨も好きになる
仮想通貨は怪しいというイメージはまだありますし、値があがらずに終わってしまう可能性ももちろんあります。
南アフリカもデフォルトしてしまうのではないかとか、FX業者がランドの取り扱いをやめるのではないかとか、いろいろと危険が囁かれています。
ぶっちゃけどっちも危険度は似たようなものですw
ランド円を普通に買えるメンタルの持ち主なら、仮想通貨もそのリスクをいとわずに買うことができるでしょう。
ちなみに私もランド円は結構好きなので、FXに復帰したらまた手を出そうと思っています。
買って放置するだけで良いので楽ですから。まだスワップ生活をあきらめたわけではないのです。
というわけで、ランド円が好きな人には仮想通貨への投資は向いているのではないかというお話でした。